新型コロナウイルスと今後の相場展望について見解をまとめました。
新型コロナショックで大暴落!
連日報道されているように、新型コロナウイルス感染者が世界中で拡大しています。
NYダウは20000ドルを割り込むなど、暴落相場となっています。
人とモノとお金の動きがストップし、世界経済への影響は深刻です。
2月の中国製造業PMI35.7はリーマンショックを下回る過去最低の数字です。
今はまさに総悲観の中にいます。
新型コロナの恐怖に世界中がおびえているような状況です。
一方、2月のメルマガではこのように書きました。
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まずは新型肺炎についての展望です。
恐怖感を煽るような報道が加速しており、しばらくは弱い動きが続きそうです。
ただ過去に発生したSARSなどの感染症は例外なく終息しています。
終息後は下げた株価を戻す動きになっているのも共通点です。
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個人的にはこの見解からまったく変わっていません。
下げすぎた株価はいずれ戻ると考え、目線は「買い」スタンスです。
ではなぜ買いなのか?
理由を2つあげていきます。
1、中国のコロナ新規感染者数がピークアウトしている
まずは上海総合指数に注目します。
チャートをみると2600~3000のボックス相場になっています。
新型コロナウイルスの感染者が最も多いのは発祥地である中国です。
PMIを見ても、経済に与える影響は極めて深刻です。
しかし他の国と比べると、下げ幅は限定的です。
なぜ株価が暴落していないのでしょうか?
1つはコロナウイルスの新規感染者数が徐々に減ってきている点。
これはピークアウトしたことを示唆しています。
もう1つは中国政府が何らかの景気対策を打つと予想される点。
PMIの数字が悪いのに、株価が上がっているのはそれが背景です。
2、アメリカ大統領選挙で絶対に再選したいトランプ
今度は話をアメリカに移します。
アメリカのNYダウは一時期20000ドルを割り込みました。
30000ドル直前からの大幅な下落です。
暴落によって多くの投資家が損失を出してしまいました。
今年の11月にはアメリカで大統領選挙があります。
トランプ大統領の演説では何度も同じ点が強調されてきました。
「私が大統領になってから株価が上がった!」
これは紛れもない事実です。
トランプ就任前、NYダウは20000ドルに届いていませんでした。
株価上昇は再選を目指すトランプの1番の強みです。
逆に言えば、今年株価が下がるのは非常にまずいことなのです。
そうなると次の一手が見えてきます。
国民を安心させるための景気対策です。
すでに異例の利下げなどが発表されていますよね。
今後もなりふり構わずにどんどん出してくるでしょう。
下げがきつければきついほど、リバウンドは入りやすくなります。
まずは下げ止まりからの反発を買いで狙っていきたいところです。
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