今週の相場展望(9/16~9/20)について見解をまとめました。
◆先週の振り返り(9/9~9/13)
【のんたんデイトレ成績】
5営業日 4勝1休 +80
先週のメルマガでは次のように書きました。
「それでも目の前にあるのは強いチャートです。
この形であれば押し目買い有利と判断するべきでしょう」
日経平均は今週すべて上昇で9日連続の続伸。
調整を入れずにぐんぐんと値を伸ばし22000円まで来ました。
目の前にある強いチャートだけを見て、押し目買いに徹する。
戦略通りにできていれば、今週は負けなかったと思います。
強いチャートの時は売りたくなるものです。
「テクニカル的にそろそろ下げるだろう」と思い込んでしまうからです。
そこに落とし穴があります。
事実ではなく思い込みで仕掛けるエントリーは危険です。
ここで言う事実とは、日足の長い上ヒゲ出現や大きな陰線を指します。
今のチャートを見ると陽線が連続して出ていますよね。
つまり売るにはまだ早い。
リスクが高いと判断できます。
売りは上ヒゲや陰線が出てからでも十分に間に合います。
欲張って天井で売ろうとするから踏み上げを食らうわけです。
私はスーパースキャルピング225の買いサインのみを狙いました。
すべて押し目買いでしたが、4戦4勝という圧倒的な成績でした。
通算勝率は90%以上を引き続きキープ中です。
のんたん手法とは抜群の相性で、欠かせないツールになっています。
◆今週の相場展望(9/16~9/20)
【トレンド判断】
日足 25日線上 上昇トレンド
先週末の日経平均終値は21988円でした。
25日線、75日線、200日線の上で推移しています。
RSI95、騰落レシオ124は明らかに買われすぎです。
テクニカル的に過熱感はピークにあると判断できます。
いつまでも上げ続ける相場はありません。
調整の下げが来ると身構えておく必要があります。
「どこで売るか?」が最大の焦点になります。
22000円以上を売っていくのは、1つの選択肢かもしれません。
ただ22000円で上昇が止まるとは限りません。
売るならば長い上ヒゲや、大陰線を確認してからの方が無難でしょう。
スキャルピングならば、動きが出た方向に付いていけばOKです。
最もリスクが少ないのはこの方法ではないかと思います。
重要イベントとしてはFOMCに注目です。
アメリカの株価が上昇しており、利下げの動向が気になります。
世界的な景気減速を大規模な金融緩和で食い止める。
そのためにアメリカの利下げは欠かすことができない要素です。
マーケットもデリケートになっている部分でもあります。
利下げが止まれば株価も落ちると考えておいてよさそうです。