今週の相場展望(10/7~10/11)について見解をまとめました。
◆先週の振り返り
【のんたんデイトレ成績】
5営業日 5勝0敗 +80
先週のメルマガでは次のように書きました。
「値幅的にはもう少し調整があってよい場面だと思います。
まずは21500円〜21600円あたりで切り返せるかに注目しています」
日経平均はテクニカル的な過熱感から調整の動きに。
先物ベースでは21040円まで下落する場面までありました。
今回の調整下げは、21500・21300・21000が節目だと考えていました。
第3段階まで突っ込むというのは少し意外だったのが正直なところです。
最近は上下の振り幅が想定以上に大きいように感じます。
前回の上昇相場でも20500円から一気に22000円を超えてきましたよね。
そうなると気を付けなければいけない事があります。
「逆張り」です。
下げすぎた場面で「そろそろ反発するだろう」という思い込みでの買い。
上がりすぎた場面で「もう落ちるだろう」という思い込みでの売り。
どちらもマイナスになるリスクが非常に高いやり方です。
これができるのはテクニカル指標に強い一部の優秀なトレーダーだけです。
リスクを抑えるならば、明らかな反転サインが出てから順張りでついていく。
それでも十分に利益は取れますし、天井や大底を狙う必要はないわけです。
スキャルピングの場合はなおさらですよね。
安全な場面のみで仕掛ければ利益は積みあがっていきます。
先週のトレードは荒れ相場の中で確実な場面のみを狙って5連勝。
トレカフェに詳細を書きましたが、SS225を使ったトレードも大成功でした。
10月も「1日+20円目標」「負けないトレード」を目指します。
1月~9月まではすべて月間成績+200ですので、記録継続も狙っていきます。
◆今週の相場展望(10/7~10/11)
【トレンド判断】
日足 25日線付近 中立
先週末の日経平均終値は21410円でした。
25日線21508円を下回って終えています。
ただ、金曜日先物ナイトの終値は21520円です。
下降トレンド転換と見るにはまだ早い段階です。
21040円までの下落で目先の過熱感はだいぶ解消されました。
ここから上げていく展開になれば、年初来高値22362円超えが見えてきます。
下落トレンド転換するならば、21000円割れが大きなポイント。
売るならば21000円を割れてからの方が安全でしょう。
21000円を下回るか、22000円を上回るかで今年の方向性は見えそうです。
現段階では上有利という判断に変わりはありません。
理由としては、景気減速には金融緩和を行う各国の姿勢が明確である事。
アメリカ大統領選挙を翌年に控え、トランプが対中強硬路線を取りづらい事。
そして日本では消費税増税という大きな懸念材料を通過した事。
次に待っているのは来年の東京オリンピック特需です。
今週は21000円―22000円でもみあう展開を想定しています。
方向性が明確になるまでは、細かな短期売買がよさそうです。