2021年度の日経平均株価の予想を記事にまとめました。2020年度の値動きをもとに検証していきます。

2020年はコロナ禍で意外高

 

2020年はコロナウイルスが世界中で大流行する1年になりました。3月、4月には世界中の株価が大きく下落し、日経平均も一時は16000円台まで下げました。

 

しかし各国が一斉に史上最大規模の経済対策を実施したことで株価はV字回復。日経平均はコロナ前の水準を上回り、節目の25000円を突破してきました。

 

その後コロナウイルスのワクチン完成に関する報道もあり、26000円台にまで値を伸ばしてきています。

 

まさにジェットコースターのような相場でした。うまく乗れた人は大きく勝てた一方で、買いでも売りでもやられて相場から退場になってしまった人も多かったようです。

 

大きなイベントとしてはアメリカ大統領選挙がありました。バイデン候補がトランプ大統領に勝利し、次期大統領の座につくことが確定しました。

 

株価が暴落するようなことはありませんでしたが、今後の相場を考えるうえで大きなポイントとなるのは間違いありません。

 

この傾向を踏まえて2021年の日経平均株価の予想を書いていきます。

 

2021年、日経平均株価の予想

 

【日経平均メインレンジ予想】

25000円~30000円

※レンジを下回る一時的な急落に要注意!

 

 

2021年の日経平均は強い相場が継続しそうです。コロナが終息するまでは、各国は経済対策を続けることが考えられ、株価の下支え材料となるでしょう。

 

NYダウも30000ドルを突破しており、世界の株価は上昇基調です。日経平均の30000円は勢い次第ではあるかもしれませんが、3万円台を継続となると難しそうです。

 

一方で懸念点が2つあります。

 

1つ目は出口戦略についてです。史上最大規模の経済対策は無限にできるはずがなく、どこかで元の状態に戻さなければなりません。

 

金融緩和をすれば株価が上がりますが、金融引き締めをすれば株価は下がります。おそらく夏以降に本格的な話になると思われますが、コロナ終息後には逆に株価が下がる可能性は十分にあります。

 

“コロナが終息したから買い”という考え方になりがちですが、これは非常に危険です。2020年の株価上昇の背景をきちんと押さえておくことが重要になります。

 

2つ目はアメリカです。NYダウが30000ドルを突破してイケイケの状態ですが、上昇スピードが速く調整が不足しています。これは日本も同様です。

 

バイデン大統領の手腕も未知数です。トランプ前大統領のように強い経済を維持できるのかどうか、中国との経済戦争を有利な立場で展開できるのかどうか。蓋を開けてみない限りはまったくわかりません。

 

いずれにせよテクニカル的にもどこかで大きめの調整は入ると思います。日経平均のメインレンジ下限を25000円と書きましたが、一時的には22000円~23000円あたりまで下げる可能性がありそうです。

 

ただ、下げたところでは買いが入ると見られます。チャートは強い形ですし、リーマンショック級の大きな出来事が起きない限りは株価も堅調でしょう。

 

まとめ

 

コロナ禍で各国が一斉に史上最大規模の経済対策を実施している限り、強い相場が継続しそうです。日経平均は27000円、28000円とジリジリと上を目指す動きになることが想定されます。

 

下落要因としては出口戦略とバイデン大統領。上昇ペースが速い分、下げもきつくなりそうなので急落には備えておく必要があります。

 

最後になりましたが、今年も当ブログをご購読頂きありがとうございました。2021年度も引き続きよろしくお願いいたします。

 

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