名人の一手(225先物サインツール)を実戦検証しました。率直な感想と評価を記事にまとめました。
名人の一手とは?
「名人の一手」は専業トレーダーの安西よしのぶさんが開発された日経225先物のサインツールです。
安西さんは投資歴40年のキャリアを持ち、資産額は8億円とのことです。そんな安西さんのトレードを再現したものが「名人の一手」になります。
内容はエクセルシートでマウス操作をして、売買サインを取得するしくみになっています。表示された売買サインの通りにトレードを行っていきます。シストレに近い感じです。
サインツールなので初心者でもすぐに結果が出せることが、セールスページでは大々的にアピールされています。
そしてこのツールで1番の注目ポイントとなるのが価格です。なんと1000円で販売されています。
投資ツールは3万円~5万円のものが多いので、安さだけで言えば激安です。「激安ツールでも勝てるのか?」というのを今回の検証ではメインテーマにしたいと思います。
また格安ツールによくありがちな、いわゆるバックエンド商品(購入した後に進められる別教材)の有無についてもリサーチしていきます。
名人の一手 実戦検証レビュー
購入すると指南書と呼ばれるPDF教材と、サインツールとなるエクセルシートをダウンロードできます。マニュアル通りに進めていくと売買サインが無事に表示されました。
売買サインの精度ですが、可もなく不可もなくと言ったところ。何度か試してみましたが、勝率は50%程度でロジックの優位性は感じられませんでした。
この結果からも、セールスページに書いてある毎月30万円を安定的に稼ぐことは難しいでしょう。甘い宣伝文句に騙されてしまわないように気を付けてください。
ツール自体の価値としては低評価ですが、1000円で指南書とツールが付いてくると考えれば悪くはないと思います。書店で投資本を買うようなつもりで、勉強用として購入するのであればありでしょう。
またバックエンド商品ですが、しっかりとセールスがありました。「億の鬼」という50万円のツールです。
販売者側の意図としては、本当に売りたいのは「億の鬼」なのでしょう。そのために1000円のツールを売り出して注目を集めていると考えた方がよさそうです。
このセールス方法自体にケチを付けるつもりはありませんが、やはり安い商品のウラには高額商品が潜んでいることは事実でした。
総合評価
B (40点:価格なりの教材)
B評価としました。ツール自体に価値はほとんどありませんが、1000円で買えるのであれば勉強用に購入してみるのはありだと思います。
ただ投資で勝ちたいと本気で思うのであれば、お金をケチらないできちんとしたツールを購入した方がよいでしょう。やはり低価格のツールはそれなりですし、S評価のツールと比べると歴然の差があります。
バックエンド商品のセールスもありますし、積極的にはおすすめしづらいというのが最終評価です。もしよろしければ参考にされてみてください。