2020年8月の相場展望について記事にまとめてみました(8/1執筆)

2020年8月の相場展望

 

日経平均は6月に高値23185円、安値21529円を付けました。
それ以降はそのレンジ内での値動きが続いています。

 

月足チャートを見ると、7月は安値引けになっています。
また直近で2本連続の上ヒゲが出ており上値の重さが読み取れます。

 

キャノンは業績不振から33年ぶりに配当の減配を発表しました。
しかも1株当たり80円⇒40円と半分になる衝撃的な内容でした。

 

アメリカも日本も実体経済は決してよくありません。
金融緩和、財政出動に期待して支えられている相場です。

 

ただアメリカの4~6月GDPは過去最悪の-32.9%でした。
短期的にではありますが、負った傷はリーマンショックよりも深いわけです。

 

もう1つの懸念材料がアメリカ大統領選挙です。
トランプが劣勢に立たされているという報道が出ています。

 

コロナウイルスの感染者数も再び右肩上がりになってきました。
政府は否定していますが、第2波が来ていると考えてよいでしょう。

 

テクニカルでもファンダメンタルでも厳しい状況です。
8月・9月は相場が弱い時期なので、下を警戒する必要があります。

 

上を目指すのであれば、終値22000円を早く奪回しなければなりません。
その場合は1日だけではなく、少なくても3日以上は継続したいところです。

 

チャート的には8月中に安値21529円のレンジ下抜けの形を想定。
上下に揺さぶりはあると思いますが、戻り売りで攻めたい場面です。

 

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