未来予知FX-デイトレism-(FXデイトレ教材)を実戦検証しました。率直な感想と評価を記事にしていきます。
未来予知FX-デイトレism-とは?
未来予知FXはグローバル・ロイズ社が開発したエントリー時に狙える値幅をパーセントでわかりやすく示してくれるツールです。
エントリー前に利益確定できる確率を知ることで、トレードを有利に進めることができます。これまでにはなかった新しい時代のツールと言えるかもしれません。
セールスページには未来予知FXを使えば勝率90%、年収7000万円が実現可能だとPRされています。宣伝もあるでしょうが、期待してしまう内容ですね。
実際のチャート画面ではこのように表示されます。
下に載せた表がターゲットフューチャーで、チャート画面の横に表示される仕組みになっています。具体的には次のように読み取ります。
例1)10pips利確できる確率
買い:81%
売り:81%
例2)40pips利確できる確率
買い:43%
売り:55%
確率は相場状況によって変動していきます。上昇トレンドであれば買いの成功率が増えます。下落トレンドならば売りの成功率が増えます。
時間軸は1時間足チャートで判断します。ロジックについては非公開となっていますが、トレンドフォローが前提となっていると考えられます。
価格は32184円(税込み)。FXツールとしては比較的購入しやすい価格です。あとは内容さえしっかりしていればバッチリですね。
検証ポイントとしてはターゲットフューチャーの予測に従って売買すれば、本当に勝ちやすいのかという点だと思います。早速、検証結果をまとめていきます。
未来予知FX-デイトレism- 実戦検証レビュー
マニュアルに従ってトレードした検証結果は17勝13敗。勝率では40%~60%というラインを行ったり来たりしていました。
セールスページの宣伝文「勝率90%、年収7000万」には遠く及ばずに、連戦連勝とはいきませんでした。
そもそも予想的中率50%ならば、ツールを使う意味はありません。トレードは買いか売りかの2択ですので、単純に計算するならば裁量でも予想が当たる確率は50%です。
決済ポイントを示すイグジッドバンドやトレンドの方向性を示すトレンドマスターは、おそらくMACDとボリンジャーバンドではないかと思われます。
テクニカル指標としては王道ですが、1時間足でそれを根拠に攻めても勝率60%がよいところでしょう。理由はテクニカルが機能しない場面が出てくるからです。
相場は常に変動します。突然大きく動くこともあり、未来の値動きをパーセントで予測することはその場限りの数字で信頼性はありません。
近未来的な斬新なツールで期待してしまいがちですが、相場の未来を予測するというのは残念ながら不可能です。そこが相場の面白さでもあります。
実戦検証では残念な結果となってしまいました。それと同時にトレードに近道はないことを改めて実感しました。
総合評価
C (10点:購入価値なし)
C評価としました。率直に書くと、セールスページの宣伝文に期待して購入すると失望してしまうタイプのFX教材です。
グローバル・ロイズ社は過去に1万人が購入したメガヒット教材「ドラストFX」を開発して販売しています。私が愛用しているFXツールで、当サイトでもSランクで推奨しています。
だからこそ期待していましたが、今回は期待外れでした。技術力、開発力の高さは実証済みですので、次回作に期待したいところです。