FX自動売買スナイパー(FXツール)を販売ページの内容から検証、評価しました。購入する前に必ず読んでもらいたい記事です。
FX自動売買スナイパーとは?
FX自動売買は多くの業者が参入している人気ジャンルです。場を見なくてもすべて自動で売買してくれる点に、魅力を感じるユーザーが多いのがその理由です。
FX自動売買スナイパーはinfotopで1位を獲得した売れ筋商品です。場を見なくてよい、初心者でもできる、スマホでできるといった点がPRされています。
販売ページには購入者が利益確定をした報告LINEが掲載されており、読んでいると自動売買ならば自分でも稼げそうな気持ちになってきます。
すでに購入者は2500人以上います。相場の世界では圧倒的に負けている投資家が多いので、何とかしたいという思いで購入を決めたものと思われます。
価格は248000円。以前までは99800円でしたが、かなり値上がりしています。頻繁にシリーズを変えているようですが、内容自体に特段大きな違いはないようです。
なおセールスページには月利成績や年利成績に関する記述が見当たりません。記載があるのは購入者から寄せられたLINEのみです。
ユーザーからすると“どれぐらい稼げるのか?”というイメージが湧きにくい点は気になるところです。またデメリットについても今一つよくわかりません。
そのあたりも含めて、ここからは私が販売ページを読んで感じたことをレビューとして書いていきます。
FX自動売買スナイパー 検証レビュー
まず初めに書いておきたいのは、私はレビューを書く時は自分で購入して実戦で使ってみた体験談を中心に書いています。
しかし今回は購入を見送りました。それには理由があります。
単刀直入に言えばこのツールは大変危険だからです。一発退場になるリスクが非常に高いという見解を持っています。
販売ページを読むときにシストレや自動売買に詳しい人は、どのようなロジックで運用を行っているかに注目します。
するとこの部分の説明にたどり着きます。
0.01Lotsで設定した場合、順張り型ナンピンマーチンのシステムで倍マーチンを打っていきます。
例えば・・・・・・0.01→0.02→0.04→0.08と、倍のロット数で最大10マーチンまで打っていきます。
ロスカット設定はございません。
これは「もし含み損が出た場合にどうするか?」という部分について書かれています。FX自動売買スナイパーでは10回までナンピンを繰り返すしくみです。
ナンピンする際には、ロットを倍にしていきます。10回目のナンピンは1回目と比べて512倍のロットでナンピンを入れることになります。(1→2→4→8→16→32→64→128→256→512)
またロスカット設定はしないことを明言しています。
2018年5月1日~運用をスタートして、2018年12月20日に初めて、最大10マーチンまで到達した事があります。
その際に全員ではないですが、証拠金不足で、強制ロスカットとなった方もいます。(ロット設定により差が出てます)
倍プッシュでナンピンを繰り返していく仕組みですので、それだけの証拠金が必要になります。1lotで証拠金5万円から始めた場合、10回目のナンピンでは512lotで証拠金2560万円が必要になります。
証拠金が足りない場合には証拠金不足で強制ロスカットとなってしまいます。資金は半分以下となり口座は凍結、相場からは一発退場になります。
倍ナンピンを繰り返すことで常に高勝率をキープできますが、1回の負けですべてを失うことになりかねないのです。
私は正直怖すぎると感じました。このリスクをきちんと把握している人がどれだけいるのかが問題です。だからこそ注意喚起の意味で今この記事を書いています。
総合評価
C (0点:購入見送り)
C評価としました。そして0点を付けた商材はおそらく今回が初めてです。リスクについての説明が完全に不足しています。
512倍のナンピンを入れること自体がもはや自爆行為です。このやり方を続けていくと、どこかで必ず破綻してしまいます。
99回勝てても1回負けたらすべてを失うようではダメなのです。甘い言葉だけを真に受けて、隠れている大きなリスクを見逃さないようくれぐれも気を付けてください。